ストレスが原因で敏感肌になることもあるの?

敏感肌とは少しの外的刺激で肌トラブルが起こってしまう肌の状態のこと。そんな敏感肌とストレスに関係はあるのでしょうか?

実はストレスは敏感肌に悪影響を及ぼしているのです。敏感肌は乾燥が原因で引き起こされると言いますが、それだけではなかったんですよ。

現代社会では何かとストレスがかかることが多いではないですか。外的な肌ストレスや環境的なストレスはもちろんのこと、仕事、対人関係による精神的なストレスも抱えやすいのが現代社会の女性です。

もともと綺麗な肌だったのに、社会人になって突然敏感肌になってしまったという女性は、大きなストレスを受けている可能性があるのです。

ではなぜストレスを受けると敏感肌になってしまうのでしょうか?

ストレスが肌に影響するって、本当かしら?

そこで今回なぜストレスによって敏感肌になってしまうかを解説していきます。

自律神経のバランスの乱れ

敏感肌になってしまう原因はストレスと言いましたが、ストレスを受けると自律神経のバランスが乱れます。自律神経のバランスが乱れると、便秘や下痢、内分泌ホルモンなどが低下し、体に不調を及ぼすんですよ。

つまりストレスは自律神経をみだし、興奮をもたらす交感神経が優位になってしまうんです。

交感神経が優位に立つことと敏感肌の繋がりはなにかというと、血液中のリンパ球のバランスも乱れてしまい、免疫力が低下してしまうんですよ。

ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されることで、免疫機能も抑制されてしまいます。すると免疫力が低下することで外部からの刺激にお肌が耐え切れなくなり、かゆみや肌荒れ、赤みなどの症状がでてしまうんですよ。

またストレスが大きいと睡眠不足にもなりますから、お肌が敏感な状態に傾いてしまうのです。

睡眠不足もお肌が敏感肌になる原因の1つなんですよ。でもなぜなのでしょうか?

肌ダメージを回復できなくなる

人間は眠っている間に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは昼間受けたお肌のダメージを回復させる役割をになっています。

ですから睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が不足し、お肌のダメージもそのまま残ってしまうんですよ。

成長ホルモンが不足したお肌は、翌日の紫外線や刺激の強い洗顔料やスキンケア、メイクなどによりさらに刺激を受けます。

その刺激により、お肌の角質はどんどん剥がれ落ちてしまいます。まだ剥がれる必要のない角質まで剥がれてしまうので、お肌の表面は未熟な細胞が出てきてしまうんですよ。

そのため外部刺激に耐えられなくなり、敏感肌へと変わっていくのです。

また28日周期で変わるターンオーバーというお肌を正常に戻す回復機能もストレスで失われ、よけいお肌は敏感になってしまいます。

ダメージが蓄積されたお肌は少しの刺激で過剰に反応してしまい、敏感肌になってしまうんですよ。

腸内環境が悪いと敏感肌に

腸内環境が良好だと美肌になるとよくいわれますが、人間の腸内にはおよそ3万種類もの腸内細菌が住んでいます。

善玉菌や悪玉菌という言葉を1度は聞いたことがあるでしょう。その種類や働きはさまざまで、腸の中では善玉菌と悪玉菌、日和見菌という細菌が共存して腸内環境が成り立っています。

しかし便秘などで腸内細菌のバランスが乱れてしまい、悪玉菌が増えると活性酸素が発生し老化につながってしまうんですよ。

善玉菌が減ると美肌に深く関係しているビタミンB群の合成も悪くなり、肌荒れの原因になるんですね。

ストレスで便秘や下痢を繰り返してしまうという人は、特に敏感肌になってしまいやすい人なんですよ。

では敏感肌を改善していく方法はあるのでしょうか?

敏感肌を改善するためには?

敏感肌を改善するには、まず普段の食生活から見直す必要がありますね。

敏感肌に良い食べ物、悪い食べ物を覚えると良いでしょう。敏感肌によくない食べ物とは、炭水化物や脂質の多い偏食です。

ついつい食べすぎてしまう脂質の多い肉や女性の好むパスタ、ラーメンなどの炭水化物は、栄養バランスがとりにくい食べ物なんですよ。お肌の生成に必要な栄養素が不足しています。

さらに小麦や大麦、ライ麦に含まれているたんぱく質であるグルテンもアレルギーを引き起こす原因と言われています。

体が冷えてしまう食べ物もいけませんね。血行が悪くなるとお肌の代謝も悪くなりますから、必要な栄養素が体の隅々まで届かなくなってしまうんですよ。

ヘルシーだからといって生野菜をたっぷり食べても、敏感肌にはよくありません。氷で冷えたドリンクや冷えた食べ物を食べすぎには注意が必要ですね。

適量なら問題のないものですが、お酒やカフェインなどの嗜好品も摂りすぎると、体に必要なビタミンやミネラルを排出してしまいます。

また血管を収縮する作用を持つため、お肌が荒れてしまいます。お酒も体にとっては刺激物の1つなんですよ。摂りすぎはよくありません。

アルコールの分解に水分は必要不可欠なので、体やお肌が水分不足になってしまうから、注意しなければ一向に敏感肌は治りませんよ。

積極的に摂りたいものはビタミン類

敏感肌を改善する食事をしようと思うのなら、ビタミン類を積極的に摂りましょう。

お肌を守る役割をになうビタミンは、皮膚の粘膜を生成するだけではなく、傷ついたお肌の再生もサポートします。

とくにビタミンAと、コラーゲン生成のサポートをしてくれ、同時にお肌の老化も防止してくれるビタミンCは積極的に摂りましょう。

ビタミンといえば、生野菜をイメージする人も多いでしょうが、実は生野菜にビタミンはそれほど含まれていません。

ビタミンCは熱に弱く、水に溶けだすといいますが、ブロッコリーを茹でて食べたほうが生のレタスを食べるより10倍も多くビタミンCを摂れるんですよ。

ビタミンが多い食べ物はピーマンや芽キャベツ、パセリやブロッコリー、さつまいもなど芋類です。なるべく加熱して食べるのがオススメです。

ストレスフリーな生活をするため

まずは弱った肌のターンオーバーを回復させる必要がありますね。そのためにも生活環境の乱れを取り除く努力をすることが大切です。

例えばウォーキングやヨガを行い、腸内サイクルの改善、基礎代謝アップを心がけてください。体内時計の乱れを調節して、ホルモン分泌が正常化されれば敏感肌も改善していきます。

また紫外線の肌ストレスから逃れるには紫外線カットのスキンケアを行うとともに、添加物が少ないクレンジングやメイクを使うようにしましょう。

ハウスダストなどの刺激を受けないためにも、換気をよくして空気の入れ替えをするのも大切ですね。

対人関係や仕事などの精神的なストレスを減らすことはなかなか難しいことです。しかしこのストレスを少しでも減らすことでお肌の状態はよくなりますよ。

自分の気持ちを支える人や、自分が改善できることを見直して、ストレスを軽減できるような努力をしてみてください。

また心の緊張をほぐすためにもアロマなどを取り入れ、心身ともにリラックスした状態でいられる環境作りもしていくとよいですね。

最後に

いかがでしょうか? なぜストレスが敏感肌に関与しているのかがわかったかと思います。

自律神経が乱れることや、それによって起こる睡眠不足、偏った食生活など、思い当たることはありませんでしたか?

敏感肌を改善するには時間がかかり、ストレスを減らすにも時間がかかります。

しかし努力した分だけ結果はついてきますよ。1度立ち止まって自分が今立っている場所を確認してみるのもよいかもしれませんね。

参考文献