保湿効果が期待できるセラミドで肌にうるおいを

セラミドが保湿効果が高い成分だということは知られていますが、敏感肌の人はセラミドが不足していることをご存知でしょうか?

セラミドはスフィンゴ脂質やセレブロシドという別称もあり、角質層の細胞間脂質である肌の2次バリア成分の40%から65%を占めています。これがお肌を守るのに大変重要な役割を担っているのです。

またセラミドは水に対して溶けない性質を持っており、水分保持とお肌の保護のための理想的なお肌のバリア機能を築いています。

このセラミドが失われがちな敏感肌は、お肌の水分の蒸発を防ぐことができません。つまりお肌の潤いを保つことができなくなっている状態なんですね。

セラミドが不足したお肌はお肌のバリア機能が弱まり、傷んだお肌は外的刺激を受けやすい状態になるわけです。

このようにお肌の保湿成分として欠かせないセラミドですが、年齢を重ねるごとに、または紫外線によって、さらには間違ったスキンケアにより減少し50代になる頃には20代の半分の量になってしまいます。

減少したセラミドを補うためには、セラミドが入っている化粧品を使いスキンケアすることが大切なのです。

そこで敏感肌に潤いをもたらすセラミドの使い方、ポイントなどをご紹介していきます。

セラミド化粧品選びの3つのポイント

セラミド入り化粧品を選ぶ際には、次の3つのポイントを押さえておくとよいでしょう。

  • ヒト型セラミド入りの化粧水を選ぶ
  • その他の保湿成分も一緒に含まれているものを選ぶ
  • お肌への刺激が少ないものを選ぶ

セラミドと言っても天然セラミドや植物セラミドなど種類があるため、まずはそれを理解しておかないとどれが良いのかわかりませんよね。

ただ全部を覚えるのは大変。でもこれだけは覚えておいてほしいというものがあります。それがヒト型セラミドです。

ヒト型セラミドは成分表示欄ではセラミド1、セラミド2という数字つきで表示されています。

効能としてはお肌に浸透しやすく、<とくに保湿効果が高い>という特徴があるのです。さらに敏感肌でも使いやすい低刺激という性質を持っているのです。

だから選ぶならヒト型セラミドなんですね。

このヒト型セラミドには数字が付いていますが細かい説明はここでは省きます。

おすすめはセラミド1、2、3、そして6です。これらが含まれている化粧水を探してみるとよいでしょう。

またセラミド以外の保湿成分が入っているものも選ぶ基準になります。セラミドは保湿成分の中でもっとも保湿力が高いと言われていますが、加えて他の保湿成分も一緒に含まれていたほうが相乗効果が期待できるからです。

代表的な保湿成分として挙げられるのは、ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸、リピジュアです。これらの保湿成分がセラミドとともに入っている保湿化粧水なら、敏感肌のお肌にも潤いを与えてくれます。

さらにお肌が敏感になっている女性は、お肌の刺激になりやすい成分に注意が必要です。例として挙げるなら、エタノールや香料、着色料などですね。

どれも入っている量が微量なら問題はありません。ですが成分表示欄で最初の方に記載されていると含有量が多い可能性があり、それがお肌の刺激になることも考えられます。

いくらセラミド化粧水がお肌を潤してくれるとはいえ、敏感肌にそのような成分はNGです。

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セラミドと他の保湿成分の違いって何?

保湿成分として代表的なものには、セラミド以外にコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどがあります。これらすべて同じかと言えば、まったく違う特徴があります。

ではセラミドと他の保湿成分には、どんな違いがあるのでしょうか?

保湿成分は大きく分類すると3つに分けることができます。水分を抱え込むタイプと層の間に水分をはさみ込むタイプ、そして水分を吸湿するタイプです。

この3つのタイプは保湿という点では同じですが、作用する部位や水分保持の仕方は成分により異なるんですよ。この違いによりお肌の保湿力に差が出てきます。

セラミドは層の間に水分をはさみ込むタイプで角質層で細胞間脂質を構成するセラミドが層を作り、水分を閉じ込め、潤いをキープしてくれます。

コラーゲンは水分を抱え込むタイプで表皮部分に作用し、そのまま水分を抱え込み保持してくれ、乾燥を防ぐ効果を持っています。

ヒアルロン酸も水分を抱え込むタイプで表皮で効果を発揮し、体積の200~600倍もの水分を抱え込めるため、敏感肌の女性にオススメな成分なんですよ。

最後にエラスチンですが、水分を抱え込む保湿タイプでコラーゲンと同じように皮膚に塗ると高い保湿力を発揮してくれます。

この中でもセラミドのように層の間に水分をはさみ込む保湿タイプは、他の保湿タイプの成分より保湿能力が高いことが分かっているんですよ。

温度がどれほど低くても水分をしっかり保つことができ、温度変化にも強いのがセラミドなのです。またかかえこんだ隙間から逃げてしまう水分をサンドイッチのように挟んで逃さないようにするため、他の保湿成分より水分を長く維持することが可能なんです。

このように保湿成分が違えば、保湿という効果は同じでもその作用に違うがあるのです。

敏感肌の女性が意識したいスキンケア

せっかくセラミド入りの保湿成分の高い化粧水を手に入れたのはよいけれど、そのスキンケア方法が間違っていれば効果はありません。

お肌を敏感にさせる原因のひとつに間違ったお手入れがあります。日常の中で自分のケアが間違っていないか、基本を確認する必要がありますね。

さて、まず敏感肌の女性が意識したいのはお肌に余計な負担をかけないということです。とくにクレンジングや洗顔の際には、クレンジング剤や洗顔の泡をクッション代わりにしてお肌の上でそっと指を滑らせ、お肌をごしごしこすらないようにすることが大切です。

化粧水や乳液を使うときも手のひら全体を使い、パッティングするのではなくゆっくりお肌に浸透させるイメージで行いましょう。

さらにスキンケアを行う場合は、適量もしくは適量よりも若干多めに使うことも意識したいところです。

メーカーが推奨する適量より化粧水の量が少なければ、満足のいく使用感を得ることができません。化粧品の効果を最大限にいかすためには、必ず適量もしくは適量より多めに使うことが望ましいのです。

また敏感肌のひとは、年中通して日焼け止めを使うことをオススメします。肌の負担になる紫外線から肌を守るためにも、日焼け止めクリームは最適なアイテムだからです。

紫外線は美肌の大敵とも言われています。日焼けや日焼けによるシミやソバカスだけではありません。お肌の乾燥、乾燥による小じわなど、お肌をよりデリケートにしてしまうんですよ。

誰でもできる、3つの生活習慣を見直す

日頃の生活習慣もお肌を敏感にさせる要因のひとつになっているものです。お肌の悩みをこれ以上ひどくする前に、できる部分から生活習慣も見直してみてはいかがでしょうか?

お肌だけの問題ではありませんが、ストレスも関係しているのです。

仕事が忙しい、人間関係などでストレスを感じることも多々あると思います。自分ではどうしようもないことかもしれませんが、ストレスを感じると血液のめぐりが悪くなり、お肌も敏感肌に傾いてしまうんですよ。

ですからストレスとどのように付き合うのか、またどのようにストレスを解消するのか、お肌にとって重要なんです。

ストレスとの付き合い方は、ここでは書ききれませんので簡単な解消法、リラックス方法だけご紹介しておきますね。

手軽で、かつ毎日できるのがお風呂の湯船につかることです。お風呂は一人に慣れる空間で、湯船にゆっくりつかることでリラックスすることができます。

とにかくゆっくり入るという点がポイントですね。さらにひと手間かかりますが、アロマを使うのもよいです。これは大きなストレスがあるときだけやるというのも良いですね。

また寝るというのもストレス解消に役立ちます。寝るのも誰もが毎日していることなので、手軽ですね。

睡眠不足はお肌が敏感になる原因であると言われています。美容や健康のためにも睡眠は最低でも6時間はとりたいところですね。

最後に栄養バランスのとれた食事をすることも大切です。偏食は体の代謝機能や血液のめぐりに悪影響を及ぼすからです。

よりよいお肌のためには主食、主菜、副菜を基本にバランスのよい食生活を送るのが理想的です。お肌のためにもビタミンAやビタミンB2、ビタミンB6、そして肌の老化防止のためにもビタミンC、これらを積極的に摂りたいものです。

最後に

セラミドは他の保湿成分よりも優秀な保湿能力があると分かりましたね。

セラミドは細胞間脂質という細胞の間に入り込み、水分を逃さずそのまま維持してくれる作用を持っています。

敏感肌の女性にとって、セラミド入りの化粧水はまさにお肌に潤いを与えてくれる素晴らしい化粧水だと言えます。

ただどんなに優れた化粧水を使っていても、日頃の生活習慣が悪ければプラスマイナス0です。

生活面もマイナスをプラスに近づける努力も必要ですね。

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参考文献