敏感肌の人にとっての肌に優しいとは? 

最近では、オーガニック化粧品やパラベンフリーなど、肌に優しいことをアピールする化粧品が増えてきました。毎日使い続けるものだから、当然肌に優しい方がいいですよね。

これらは本当に全ての人の肌に優しいものなのでしょうか?

実際のところ、どうなの?

普通の肌トラブルのない美しい肌であれば、何も抵抗なく使うことができるでしょう。しかし敏感肌であれば、そう簡単に使うことはできません。

それでは敏感肌の人にとって、肌に優しい化粧品とはどのようなものなのでしょうか?

今回はそんな疑問を解決するために、肌に優しい化粧品や、注意点をご紹介します。

そもそも敏感肌とは?

敏感肌には、生まれつきの体質的なものと、一時的に起こっている肌の状態の2種類あります。

しかし体質的に敏感肌であるという人は一部で、ほとんどは一時的な敏感肌になっている人が多いです。

敏感肌になった原因は、いくつか考えられ、例えば次のようなものがあります。

  • 化粧品による刺激
  • 生活習慣の乱れ
  • 女性ホルモンの周期
  • 季節の変わり目

あなたに当てはまるものはありましたか?

もしこの中で当てはまるものがあり、改善できるなら、すぐに取り組んでみましょう。すると肌の状態も少しずつ変化していくことでしょう。

敏感肌になると肌が乾燥しやすかったり、化粧品によってかゆみや赤みがでるなどの肌トラブルが起きやすくなります。

化粧品などの刺激によって肌が傷つき、バリア機能が低下しているため、ちょっとした刺激で炎症などが起きてしまいます。

また普段何ともなかった化粧品に対して、突然アレルギー反応を起こしてしまうこともあるのです。

敏感肌にとって肌に優しいとは?

敏感肌は、上述の通り年齢や体質に関係なく、ある日突然なることもあります。そんな時、化粧品は、できるだけ肌に刺激の少ないものを選びことです。

具体的には、アレルギー反応を起こしやすい成分を含む化粧品は、一切使用しないということです。

また敏感肌を改善するために、保湿効果のあるものや肌のバリア機能を高めてくれる化粧品を使用しましょう。

敏感肌の人の中には、アトピー性皮膚炎だから、化粧品は使用できないと考える人もいます。しかし最近の研究でアトピー肌の人は、正常な肌の人と比較すると、皮膚の保湿機能に問題があることが分かってきました。

そのため保湿し肌のバリア機能を高めることは、必要不可欠だと言えます。

オーガニック化粧品の罠?

肌に優しい化粧品の例として、真っ先に思い浮かぶのは「オーガニック化粧品」ではないでしょうか?

オーガニックは、私たちの食生活にも密接に関わっており、体に優しいので、肌にも優しいと思いがちです。しかしオーガニック化粧品だから、全てが肌に優しいというわけではありません。

ここでは、オーガニック化粧品で気を付ける点をご紹介します。

そもそもオーガニック化粧品とは、自然の中で有機栽培された植物から様々な成分を織り交ぜた化粧品です。

農薬や化学肥料などを使用せず、植物から豊富な成分を得ているため、肌に優しい化粧品だと言われています。

しかし植物エキスには様々な成分が含まれているため、1つでも肌に合わない成分が含まれていれば、アレルギーを起こす可能性もあるのです。

バスケットに入ったハーブの写真

考えてみてください。アレルギーの代表である花粉症はスギの花粉で起きるアレルギー反応です。食物アレルギーならキウイやピーナッツ、トマトなどがありますね。

このようにアレルギー持ちの人にとって自然のものなら安心とはならないのです。

また原料の中に少量のオーガニックの植物が含まれ、残りは合成界面活性剤や防腐剤など、肌に負担のかかる成分が含まれていることもあります。

この他にも、植物エキスを抽出する段階で、薬剤を使うこともあり、結果的に有害な毒剤をそのまま化粧品に入れてしまうこともあるのです。

そのため敏感肌、アレルギー持ちの人はオーガニック化粧品だから、全てが安心であるという思い込みは捨てましょう。

またどんな成分が含まれているか、そして自分の肌に合うかを確認するクセをつけましょう。

注意すべき成分とは?

化粧品を選ぶ際、自分の肌に合うかという点は非常に大切なポイントです。

また自分には合わない成分や、アレルギー反応を起こしやすい成分を知ることも大切ですね。

しかしアレルギー反応を起こしたり、肌に負担のかかる成分の全てを知ることは、専門家でない限り難しいですよね。

ここでは、敏感肌の人が特に注意すべき成分をご紹介します。

DEA、MEA、TEA
アレルギー反応を起こす物質で、界面活性剤や防腐剤などとして使われています。乾燥肌の原因にもなるので、敏感肌の人にとっても注意が必要ですね。
ホルムアルデヒド(メタナール)
マニキュアやネイル強化剤など多種類の化粧品に使われる保存料です。接触皮膚炎を起こす可能性の高い成分が含まれていたり、発癌性も疑われています。
メチルパラベン
防腐剤の役割を持ち、広く使われていますが、敏感肌を刺激する成分なので、特に気をつけましょう。
メチルイソチアゾリンオン
防腐剤として、使われており、アレルギー反応や皮膚への刺激を起こす可能性の高い成分です。
ラウリル硫酸ナトリウム
界面活性剤の一つで、クレンジングからシャンプーなど最も広く使われています。皮膚を乾燥させ、バリア機能を低下させるため、様々な化学物質を吸収しやすくなります。敏感肌の原因にもなりうる成分なので、気をつけましょう。

これらの成分以外にも、アレルギー反応を引き起こしてしまう可能性のある成分は数多く存在します。どの成分が自分の肌に合わないかを知ることで、肌トラブルを避けることができます。

もしアレルギー反応が起こった際には、成分表示に着目してみましょう。

敏感肌から美肌になるために

敏感肌になる主な原因として、化粧品の刺激や生活習慣の乱れなどが考えられます。

これらは化粧品の使用をやめたり、生活習慣を変えることで改善が期待できます。

肌が敏感な時、誰もが肌に優しい化粧品を使いたくなりますよね。そんな時は、アレルギー反応を起こしやすい成分を含まないような肌に優しい化粧品を使いましょう。

肌に優しい化粧品というと、オーガニック化粧品を思い浮かべることもありますが、オーガニックだから肌に優しくて安全だとは限りません。

むしろ敏感肌の人には合わないことが多いのです。ですから敏感肌なら敏感肌、アレルギーに配慮したものの中から選ぶことをおすすめします。

新しい化粧品を選ぶときのポイント

化粧品には、成分表示が書かれてありますが、あなたは注意して見たことがありますか?

肌に優しい化粧品を選ぶには、どんな成分が含まれているかを知ることも非常に大切なポイントです。

先ほど、ご紹介した成分は敏感肌の人にとって、特に注意しておきたい成分です。今お持ちの化粧品にも、これらの成分が含まれていないか確認してみましょう。

新しい化粧品を選ぶときには、以下の点を頭に入れておくとよいです。

自分の肌に合わない成分は、含まれていないか?
 
肌トラブルが起こった時に使用していた化粧品の成分は、必ず確認しておきましょう。

使用感がよく、長く続けて使えるか?

使用感は、化粧品選びには必要不可欠です。また使うことによって、肌の状態がよく、化粧のノリがよくなるということも大切なポイントです。

サンプルなどを必ず使用する

オーガニック化粧品などは、オーガニックな原料の他にも、肌に負担のかかる成分が含まれていることがあります。

自分に合わない成分が含まれていなくても、別の成分で反応を起こす可能性もあるので、必ず試してみましょう。

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まとめ

こういった点に気をつけていても、季節の変わり目や女性ホルモンの周期によって、敏感に反応してしまう時があります。

そんな時は、すぐに使用をやめて、まず肌の状態を落ち着かせましょう。

化粧品の選び方や保湿とバリア機能を高めるスキンケアを行うことで、敏感肌から美しい肌に変わることはできますよ。

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